海外で新しいビジネスを始める会社や、研究者や学生が外国人について調べたい場合、海外の情報を集めるのは時間もお金もかかる大変な作業ですね。だから、海外に住んでいる外国人や、在留外国人にアンケートやインタビューをしたいときは、海外リサーチをアウトソースするのがベストな選択肢といえそうです。 今回の記事では、なぜ海外リサーチをアウトソースするのがいいのか、その利点、欠点、おすすめの調査会社について紹介します。

そもそも海外リサーチとは?

最近では、他国との取引やサービス提供など、世界規模での市場が広がってきています。日本の会社も、新しい商品やサービスを開発して、ほかの国に広めるチャンスを逃したくないのではないでしょうか。

新しいビジネスを始めるときに、海外での調査がとても大切です。 海外リサーチとは海外で新しい商品やサービスを広げるための調査のこと。外国人向けの商品を作るときにも使われます。その国の独自の文化や習慣を調べて、自分たちの商品との違いを見つけ出すという目的で。

たとえば日本に住んでいる外国人や海外に住んでいる人に、アンケートやインタビューをして意見を集めます。その結果から「自分たちの商品がちゃんと合っているかどうか」や「外国の人たちに受け入れられそうか」を調べます。

海外リサーチの結果は、企業だけでなく研究にも使われます。

海外リサーチのおもな5つの調査方法

海外リサーチには、基本的なものから高度なものまで5つの調査方法があります。方法が違うと調査にかかるお金や時間、得られる情報の信頼性、集めたデータの量が変わります。ここでは企業に頼む場合と、自分で調査する場合それぞれの方法についてお話しいたします。

①アンケート

海外リサーチを含めてさまざまな調査ができるオーソドックスな方法がアンケートです。アンケートは実施が簡単で、回答者にも負担が少ないメリットがあります。回答時間も短くて、インタビューと比べて報酬も少なめです。 アンケートを使った調査では、直接相手と対面して回答を得る必要がないから、郵送やインターネットを使えます。だから論文の執筆や製品への好意度を調べるときによく使われますね。

もちろん論文の調査では、在留外国人に調査票を送ったり、直接配ったりするときに調査対象をしぼる必要があります。海外の場合はインターネットを使って電子メールやアプリでデータをやり取りできるから、対面で調査するよりも簡単です。 調査会社によってはすでに外国人が登録されているから、新たに対象者を探さなくても、その登録ユーザーを使った調査ができることもあります。

②インタビュー

調査対象者に直接質問したり、対話をする方法がインタビューです。海外リサーチでは、比較的ポピュラーな方法です。 インタビュアー(質問する人)が直接出向いて調査をするので、時間と費用がかかるという欠点がありますが、ほかの調査とくらべて対話形式で質問できるため、いろんなアイデアを引き出しやすいという利点があります。

インタビューの場面としては、新しいビジネスや商品を立ち上げるときに、ターゲットの問題点を見つけ出すために使われることがあります。

③文献や論文調査

アンケートやインタビューは「直接的な調査方法」だけど、文献や論文調査は「間接的な手法」です。対象者へのアンケートやインタビューは、文献や論文ですでに行われていて、その分析結果や考察まで含めて調査内容を読むことができます。

ネット上で公開されていることもありますが、シンクタンクや企業が公開する情報はほとんど有料ですし、高い場合もあるので注意が必要です。それに過去の海外リサーチに限定されるため、新しいテーマや調査項目を探すときには役立たないこともあります。

④GoogleやSNSなどでの収集

GoogleやSNSでの情報収集は、費用をかけずに手軽に情報を集められる方法です。ネット記事や文献データによく使われていて、だれでもできる簡単な方法です。これでGoogleやTwitter、FacebookなどのSNSでユーザーの声を拾い上げることができます

しかし仮説を立てたりイメージをつかむのにはいいけど、ちゃんとした根拠として使うのは難しいかもしれません。実際、経営者や企業に説明するときに、GoogleやSNSで集めた情報は曖昧で信憑性がなく、説得力もないとされることが多いです。

海外リサーチはアウトソースすべき? アウトソースと自己調査の違い

海外リサーチをする方法を見極めたら、次にだれがやるかを考えないといけません。そのときには「アウトソース」と「自己調査」のどちらかを選ぶことになります。

アウトソースというのは、海外リサーチを専門にやってる会社や人に依頼して、代わりに調査してもらう方法。一方で自己調査は、自社のメンバーや社員、または研究者が直接調査する方法です。

海外リサーチでは、アウトソースするのがおすすめ。以下ではアウトソースのメリットとデメリットを考慮して説明いたします。

海外リサーチをアウトソースするメリット

アウトソースは、海外リサーチをほかの人や会社に頼んで調査してもらうこと。だからまずは海外リサーチをアウトソースする場合の、3つのいいところを紹介します。

①時間と費用が節約できる

海外リサーチをアウトソースすると、時間や費用を節約できます。特にこのメリットは大きくて、たくさんの企業がアウトソースを選ぶ理由のひとつです。自社の社員がリサーチをする必要がないから、時間もたくさん節約できます。 さらにアウトソースに頼むと一定の費用がかかりますが、社内でやるときの出張費や人件費と比べると、比較的安く済みます。

 ②言語の壁を超えてより正確な調査が可能

2つ目のメリットは、海外でも正確な調査ができるということ。具体的には、言語の問題が少ないことが挙げられます。自分で海外リサーチをしようとすると、その国の言葉を話せる人材が必要になります。

英語圏ならまだしも、特定の国の言葉を話せる人を見つけるのは難しい場合もあります。言語の壁があると、質問がうまくできているのか、回答を正しく理解できているのか、不安になることもありますよね。

文献や論文を調べる場合もその国の言葉に詳しくないと、情報を正確に集めるのは難しいです。だから言語に対応できるアウトソースの会社に頼むと、言語の問題を解決できてより正確な調査ができます。

③データの整理や示唆だしも可能

3つ目のメリットはデータの整理や考え方ができるということ。普通、海外リサーチで集めた情報を整理して分析する人は限られています。会社の中に分析が得意な人がいない場合、情報を集めるだけでなく、それをどう活用すればいいのかが難しいのです。

だから大事なのは会社の中でデータを整理して、意味を読み取れるようにすること。リサーチ会社ならデータの整理だけでなく、そのデータから何が言えるかも教えてくれるから、次のステップに進みやすくなります。

海外リサーチをアウトソースするデメリット

海外リサーチをアウトソースすると、以下のようなデメリットもあります。上記のメリットとデメリットを鑑みて、調査をアウトソースするか意思決定しましょう。

項目内容
情報の制御が難しいこと調査を外部に委託すると、情報の流出や機密性の保持が難しくなる場合があります。特に、機密性の高い情報や競合他社に有利な情報を扱う場合は、情報漏洩のリスクが高まります。
コミュニケーションの障壁アウトソース先が海外にある場合、言語や文化の違いによるコミュニケーションの障壁が生じることがあります。意思疎通や要件の把握に時間がかかったり、誤解が生じる可能性があります。
コストの増加アウトソースすることで、追加のコストがかかる場合があります。外部の調査会社に支払う料金や手数料、コミュニケーションコストなどが増える可能性があります。
調査の品質の保証が難しいこと調査を外部に委託する場合、調査の品質や正確性を保証することが難しくなります。調査会社の信頼性や専門知識、経験に依存することになります。

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