未経験OKでやってみたい仕事とは？仕事をするうえで大事なことは何？日本在住の外国人81人に聞きました！

日本人の働き手が減っている今、外国人採用にむけて動いている企業のかたも多いと思います。コロナ禍からの回復・すすむ円安の影響により、外国からの観光客も増えているため、外国人採用はこれからのトレンドになっていきます。

そこで今回のアンケートでは、在留外国人のかたがたに「未経験OKでやってみたい仕事」に関して調査しました。

◆ 今回のアンケート回答者

回答者数：81名

男女比：6:4

年齢：10~70代

在留資格：身分系（永住者・定住者・配偶者などの長期滞在者）65％、家族滞在16%、留学生8%、etc 11%

Q1 未経験でもやってみたい仕事はありますか

回答者の90%以上が未経験でもやりたい仕事があると回答しました。

またQ2をみてみると、とくに医療業やIT業が未経験の人が多いとわかります。対して、建設業と製造業は未経験の人が少ないですね。これは、企業がもとめる仕事に必要な日本語レベルなどのハードルが低いからだと考えられます。

宿泊業が34票をあつめ、1位となっています。つぎに清掃業、飲食業がつづき、差がひらいて教育業が18票となります。もっとも票が少なかったのは警備業の8票で、つぎに建設業と製造業の10票がきています。

宿泊業が人気な理由については、おそらく研修が充実しており、給料も高めだからだと考えられます。またインバウンド需要で外国籍の従業員の需要が増え、待遇がよりよくなったということもあります。

新しいスキルを身につけるためが52票で1位、つづいてよりよい待遇が2位、安定が3位になりました。

この結果は日本人とほとんどおなじだと考えていいでしょう。やはりキャリアップ・待遇・安定をもとめる人が多い傾向にあります。

また仕事内容が面白いかどうかも仕事をするにあたって大切なことだとわかります。

職場の雰囲気のよさと高めの給料を希望している人が多くいますね。またQ3につづいて、仕事の面白さをもとめる人も一定数います。日本語が不要な仕事、休みがとりやすい仕事も人気が高いと思われます。

くわえて仕事に必要な資格取得のサポートをしてくれるということもさきほど書いたキャリアアップにつながってくるため、重要になってくるようです。これについてはつぎの質問からくわしくみていきます。

・日本語の勉強

・トラック、フォークリフトの免許取得の講座

・溶接や電気技師の免許取得の講座

トレーニングを受けたいという人は約90%にのぼりました。具体的なものでいうと、日本語の勉強、トラックなどの免許取得の講座が多くあげられていました。

また数人ほどでしたが、溶接や電気技師の勉強のサポートもほしいという意見がありました。

いかがでしたでしょうか。外国人採用をすすめるうえで、労働者がもとめている条件を理解しておくことは、日本人の雇用とおなじく大切なものとなってきます。

ほかに外国人にかかわるデータなどを詳しく知りたい、という方は、ぜひ「Guidable Research（ガイダブル・リサーチ）」をお試しください。日本でもっとも多くの外国人人材が登録しているともいわれる「Guidable Jobs（ガイダブル・ジョブス）」から独自のデータを算出できます。

興味をお持ちの方は、ぜひいちどお問合せください！